神奈川県出身のレーシング・ドライバー。1993年に地方カート選手権でタイトルを獲得。翌年はオイルメーカーのスカラシップで、フランスの育成レースであるフォーミュラルノー・キャンパスに参加。1995年はフォーミュラトヨタ西日本で3勝を挙げ王者となる。以後、全日本F3選手権、フォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)へとステップアップ(2009年まで参戦)。同時期に全日本GT選手権(現SUPER GT)のGT500クラスにスポット参戦し、1999年からCERUMOでGT50クラスにレギュラー参戦を開始。2001年と2005年は先代スープラで、2013年はLEXUS SC430で計3回の王者を獲得する。2020年はGR Supra GT500を駆りポールポジション1回を獲得し、自身が持つ最多ポールポジション記録を24回に更新した。2022年もTGR TEAM ZENT CERUMOから参戦し、GR Supra GT500でも勝利と4度目のチャンピオンを狙っていく。
中山 雄一(なかやま ゆういち、1991年7月25日生まれ)
東京都出身のレーシング・ドライバー。5歳でキッズカートを体験し、その後カートレースで活躍。2006年にフォーミュラトヨタ・レーシング・スクール(FTRS)を受講。トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)スカラシップを得て、2008年にフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)に参戦。2010年はFCJで12戦全戦ポールポジション、10勝をあげて王者となる。2011年は全日本F3のNクラス、翌年からC(選手権)クラスに上がり2013年にシリーズ制覇。翌年から3季はスーパーフォーミュラにも参戦し、以後もスポット参戦の機会を得ている。ニュルブルクリンク24時間レースでは2018、19年と参戦し、2018年はクラス優勝した。SUPER GTでは2015〜18年にGT300クラスで通算7勝。2019年にはGT500クラスにステップアップし、昨年まで2勝を重ねる。2022年も引き続きTGR TEAM SARDから参戦する。
山下 健太(やました けんた、1995年8月3日生まれ)
千葉県出身のレーシング・ドライバー。5歳からカートを始め、数々のタイトルを獲得。2012年に限定A級ライセンスを得て参戦したスーパーFJもてぎ選手権を制する。その年にフォーミュラトヨタ・レーシング・スクール(FTRS)を受講し、スカラシップを獲得。2013年はフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)を制して、翌年からトヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)の支援で全日本F3選手権に参戦。2016年には全日本F3王者となる。翌年、スーパーフォーミュラにステップアップして2019年に初勝利。2018年からはSUPER GTのGT500クラスへフル参戦し、翌年に初優勝して大嶋和也共にドライバータイトルを獲得。2019、20年はWECチャレンジプログラムでWECのLMP2クラスに参戦。2021年はSUPER GTのGT500クラスのレギュラーとして復帰。2022年もスーパーフォーミュラ(KONDO RACING)とSUPER GT(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)に参戦する。
阪口 晴南(さかぐち せな、1999年7月9日生まれ)
大阪府出身のレーシング・ドライバー。祖父、父、叔父がレーシング・ドライバーという一家に生まれ、早くも2歳で子供用カートに乗り始めた。レーシングカートでは多くのタイトルを獲得し、2015年に鈴鹿サーキットのレーシングスクールのフォーミュラ部門を首席卒業。同年には限定A級ライセンスを発給された誕生日以後にFIA-F4選手権に途中参戦する。翌年はFIA-F4選手権と共に全日本F3選手権にも参戦。2019年にはK-tunes RacingのLEXUS RC F GT3でSUPER GTのGT300クラスに参戦し、2勝を挙げてランキング2位に。2020年は全日本F3を引き継いだスーパーフォーミュラ・ライツでランキング2位。スーパーフォーミュラにスポット参戦する。またSUPER GTではGT300をメインに、GT500クラスにもスポット参戦した。2021年はスーパーフォーミュラにP.MU/CERUMO・INGINGよりレギュラー参戦を果たし、SUPER GTは引き続きGT500クラスにもスポット参戦し、ポールポジションも獲得した。2022年もスーパーフォーミュラは継続。SUPER GTはTGR TEAM WedsSport BANDOHから念願のGT500クラスのレギュラー参戦となった。